化学物質過敏症は、ごく微量の化学物質に反応して体調不良をおこす疾病です。発症のきっかけや症状、その度合いについて、個人差が大きいことが特徴です。
30代女性の方の事例ですが、ネイル、化粧品、整髪料、洗剤等の香料が特にダメなのですというお話しでした。原因は子供の時に新築の住宅に引っ越してからということでしたが、なかなか周囲に理解されず、大変な苦労をされたそうです。身体が化学物質に反応すると、めまい、視覚異常、嘔吐、脱力、集中力低下、うつ状態などの症状が出て、自宅にて安静が必要になるため、ほとんど外出することができず、障害年金の請求に至り3級認定となりました。
(症状について)
① 症状の再現性がある。 □ はい □ いいえ
② ごく微量の化学物質に反応する。 □ はい □ いいえ
③ 関連性のない多種類の化学物質に反応するようになる。 □ はい □ いいえ
④ 原因物質の除去で、症状が改善するか、治癒する。 □ はい □ いいえ
⑤ 症状は一過性でなく、慢性的に持続し、その再発や再燃(症状が再度悪化)がある。
□ はい □ いいえ
⑥ 症状が多臓器にまたがる。(該当する□に✔を記入してください。)
□ 筋肉・関節症状(痛みやこわばり、脱力感)
□ 咽頭喉頭粘膜や呼吸器症状(咽頭痛、息切れ、咳)
□ 心臓・循環器症状(動悸や胸の不快感、しびれ感)
□ 腹部・消化器症状(おなかの痛み、ぼうまん感、吐き気や下痢)
□ 精神・神経症状(集中力や思考力の低下、無気力、めまい、立ちくらみ、頭痛、倦怠感、
うつ的症状、不眠など)
□ 皮膚症状(発疹、蕁麻疹、アトピー)
□ 眼科的症状(視力低下、眼がまぶしい、結膜炎様症状)
□ 感覚障害(嗅覚、味覚障害など)
□ その他(微熱、月経痛、月経不順)
診断書の他に、上記のような医師照会表(一部抜粋)を添付し、障害年金請求となります。
化学物資過敏症でお悩みの方、当方までお気軽にご相談下さい!